概要:
Webシステムに劇場、シアター、映画館、飛行機、バスなどのシート表示を可能にし、予約管理システムに活用頂けます。
事前にシートの配置と形状を定義しておきます。例えば、40席 × 40席で真ん中に列が配置された映画館をデザインすると、同じメカニズムで画面にシートを表示します。
シートのステータスは、空席/利用可能/使用中/予約済みから選択することができます。
また、Textの表示を可能にして、画面上どこが選択されているかエンドユーザーが認識できるようになっております。
対象環境:
Web
ドキュメント
本Controlは、State Propertiesをuse/createに切り替えることで機能の切り替えが可能です。
State Propertiesをuseに設定した場合は、シートを画面に表示して利用者が選択できる席を選択できる画面が表示されます。
createを設定した場合は、ホールのデザイン画面が表示されます。通常はシステム管理者がバックエンドで使用する機能となります。
Properties:
- Auto Resize: Falseを指定するとWidthとHeightに指定した値でControlが表示されます。
- Width: 幅を指定します。“Auto Resize” にFalseが指定されている時のみ有効です。
- Height: 高さを指定します。“Auto Resize” にFalseが指定されている時のみ有効です。
- Header Text: Control上部に表示するText 映画館や劇場のスクリーンをイメージ
- Show Seat Number: Seat Numberを表示するか指定します。
- Add Shadow: Seatに影を表示するか選択します。
- Images
- Available Image: Seatが利用可能な場合に表示するイメージを指定します。
- Selected Image: Seatが選択された場合に表示するイメージを指定します。
- Unavailable Image: Seatが予約済み/使用中などの場合に表示するイメージを指定します。
- Not available Image: Seatが故障中などで使用できない場合に表示するイメージを指定します。
- Focused Image: 利用可能なSeatをマウスオーバーした際のイメージを指定します。
- Seat image Width: Seatイメージの幅をPixel指定します。
- Seat Image Height: Seatイメージの高さをPixel指定します。
User ControlはSeatの標準イメージをXPZとしてインポートします。イメージは編集可能で様々なデバイスで複数のシーンに対して利用することが可能です。
例えば、サーカスの座席の販売用、Web予約システム、映画館用のSeat等、色々な使い方ができます。
メソッド:
- ChangeSeatState: 指定された行と列のSeatの状態を変化させます。
使用方法:
エンドユーザーでの使用を想定したSampleオブジェクトが同梱されております。(インストール時にSample XPZをImportするかは選択性です。)
"CreateCinema" は、 State Properties:createの映画館管理者用のSample Web Panelです。
"BookCinemaSeat" は、State Properties:useの映画館予約システム用のSample Web Panelです。
事例:
このUser Controlは、GrupoCineとColonia Shoppingで使用されております。
実行例: