Work With - Orders

GeneXus Grid上で表示されるデータの順番はOrderプロパティでカスタマイズすることができます。
Ignia Framework ではOrderについてSimple OrderとMultiple Orderの2つのタイプのOrder Patternから選択することができます。

Simple Order

Simple Orderは、GridのSortableプロパティが有効化された際にDefaultでGeneXusによって生成されます。この場合Gridのカラムデータは昇順または降順形式で1つずつソーとされていきます。
このタイプのOrderはDefaultのPatternで有効化されており、オブジェクトを生成すれば適用されます。

 

Multiple Order

Multiple Orderは、1度に複数のコラムを利用してユーザーがソートすることを可能にします。PatternでMultiple Orderを有効化するには、SelectionノードにあるMultipleOrderプロパティを利用します。

 

Max Columns Ordersプロパティでは、ユーザーが同時にソートしたい最大数のコラムを設定できます。GeneXus上での制限により、このフィールドにおける可能最大値は3カラムとなります。

 

Multiple Orderを有効にすると、エンドユーザーはソートしたいカラムを選択することができます。ソートに使用するカラムは予め定義しておく必要があり、SelectionノードのAttributeのShow in Grid Ordersプロパティを利用します。

 

例えば、Name、Phone、Adress、Birth Dateなどのカラムでプロパティを有効にして、GeneXusでBuildを実行してその結果を見てましょう。
次の画面で選択したカラムにアイコンが表示されていることがわかります。このアイコンを利用してエンドユーザーは、ソート順をコントロールすることができます。

 

ソート機能を有効にしたカラムは、ソートの無効化、昇順、降順、と状態を選択することが可能です。ユーザーはカラムタイトルをクリックする事で、その状態を自由に変えることができます。

続いて、MultipleOrderingを使った例を更に説明します。

  • Birth Dateを降順でソートします。この時、同日の場合はNameの降順でソートします。

 

サンプルイメージでは、赤い↓が指し示しているようにBirth Dateが同日なので、Nameの降順でソートしています。
また、PhoneとAddressカラムでは、Max Columnasプロパティが2と定義された事によって、この場合は無効になっています。

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